職員の資質の向上
職員の資質の向上
かつての「衣・食・住」の保証を中心とした時代から、虐待・放任・非行・不登校など、入所してくる 児童の問題は複雑になって来ています。こうした時代に対応するために当園では専門的訓練を受けた職員の採用とともに、専任のスーパーバイザーによる研修・ 心理療法の研究会への参加・他施設への研修・各種の児童養護関係の研修参加を行っています。海外へも積極的に職員を派遣し、人材の育成を行っています。
また、社会福祉士の有資格者の配置を計画し、職員の受験を勧めています。
また、社会福祉士の有資格者の配置を計画し、職員の受験を勧めています。
心理系職員も4人配置(臨床心理士2名・プレイセラピスト1名)
平成14年日本で初めて《非暴力的危機介入法》(CPI)トレーニングを導入し、更にコモンセンスペアレントトレーニング・ボーイズタウン養育システムも取り入れて,子どもの心理的変化と行動化した際の対応方法・専門的養育について研修を続けています。
平成14年日本で初めて《非暴力的危機介入法》(CPI)トレーニングを導入し、更にコモンセンスペアレントトレーニング・ボーイズタウン養育システムも取り入れて,子どもの心理的変化と行動化した際の対応方法・専門的養育について研修を続けています。
大人と子どもの最善の関係を作り上げる為に,様々の研修を行っています。
直接処遇職員資格等状況
社会福祉士4・福祉士受験資格6・教職6・保育士12・児童指導員28
社会福祉主事任用20・西日本心理劇学会会員1・心理臨床学会員2・プレイセラピスト1
臨床心理士2
第6回「生活の中の援助」事業報告会
3年に一度 「生活の中の援助」事業報告会を開催しています。福祉・教育・医療・大学等の専門家70名程の方の参加をいただき報告会を開催します。
処遇職員全員がケースを書き,スーパービジョンを受けます。これを元に冊子を作り上げます。
私たちは,ケース検討をとても大事にしており,内部では年最低2回は,スパーバイザーを交えて検討を行います。
園長挨拶と報告
上薗園長の挨拶と報告から始まります。園長も年間延べ300家族以上の不登校相談を引き受け90%以上の子ども達が,進学や新たな方向を目指すようになっています。
発表の様子
当日は,作成したケースの中から数ケースを取り上げ発表します。この発表を元に,グループに分かれ援助について検討していただきました。
ケース指導 ス-パ-バイザ- 九州看護福祉大学(熊本)
准教授 上石 隆雄 先生
ケース指導 ス-パ-バイザ- 梅花女子大学(大阪)
学部長兼教授 坂本 健 先生
講 評 国立武蔵野学院
元院長 徳地 昭男 先生
発表の様子
パワーポイントを使用し,参加者の理解を進めます
グループ検討の様子
グループに別れ,それぞれの立場から忌憚のない意見をいただきます。これらを参考に,日々の処遇の向上に努めるようにしています。